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おいでやす関西ギャランフォルティス委員会

ZRのクラッチ&トルクカム&センタースプリングの変え方

クラッチ&トルクカム&センタースプリングの交換方法

モデル: ヤマハ JOG ZR エボリューション SA16J/5PT・5SW

基本的にはスクーターであれば交換方法は一緒です
ただし、ネジのサイズ等が違う場合があります


注意:クラッチ側を弄るには特殊工具が2個必要です

41番のクラッチドリブンナットレンチ
ユニバーサルホルダー
24番のメガネレンチ

が必要です
プーリ側もバラす必要があります。


↑ユニバーサルバンドホルダー
何種類か有るけどこのタイプが一番オススメ。
どこで買えば良いのかわからない人は写真をクリックしてみよう。
ただ、形状的な問題でどのメーカーのも耐久性が低めとか。
俺、一回も潰れたことないけど、潰れる人はコレでハチミツのフタ開けたり酷使してるの?


↑クラッチドリブンナットレンチ
KN企画の物は結構な厚みが有るため叩きつけても割れにくい
どこで買えば良いのかわからない人は写真をクリックしてみよう。

nm1-0810~2224.jpg
↑メガネレンチはコーナンに売ってます。
タイヤ外すのにも使えるので、コンパクトなものより大きめで長めの物が良い
また、わざわざカリカリ付き(ラチェット)の物は便利だけど必要ない。




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まずカバーを外してこの状態にしてください。

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次にネジを全て外してクランクケースのフタを外します。

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コイツがクラッチアウターです。今回は脇役です。

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クラッチアウターを外すにはまずゴムのリングを外します。
この時点では「このくぼみに入れる」は無視してください

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これがゴムです。普通に手で取ってください。
そういやイボ痔の治療にもこんなゴムの輪っか使うらしいですよ(爆笑)
なんでもコレ使って血を止めて腐らすとか

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ま、イボ痔の話はいつか日記で書くとして
画像の通りにクラッチアウターを外してください。

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外すとこうなります。現時点ではクラッチとトルクカムはつながってるんで手で引っ張ると普通に二つとも取れます。
サイドスタンドで止まってる場合はコイツが滑り落ちてくるので注意!

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左からトルクカム・センタースプリング・クラッチです。

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ここでもう一つの特殊工具が必要です。
大きさは41ミリです。
このナットを普通に外してては面倒なの(っていうか無理)で

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このようにたたきつけます。ちなみに叩き付けるの工具の先っぽだけです。
まぁ「クラッチごと叩きつけるんですか?」なんて聞く人は居ないと思いますが(爆笑)

ちなみに外す時は右手にクラッチを持つことになります。
っで、2回か3回ほど叩きつけると手で回せるレベルになるので
手でしっかりとクラッチを抑えながら体重を掛けながらゆっくりナットを外しましょう。
なぜならセンタースプリングの戻りによってクラッチが飛び上がり顔面に直撃するからです。
あ、ここでこの注意読んだアンタはエライね。
早とちりさんの為に次の工程の前にでも書いときましょうかね。

あんたはエライ















注意:おい!貴様!前の項目でもこれ書いたけど写真ばっか見て注意見てなかったな!赤字で書かなきゃ気づかなかったろう!ナットを外す際は必ず片手で体重を乗せて真っ直ぐクラッチを手で押さえながらナットをゆっくりと回しやがれ!
センタースプリングの戻りによってクラッチが飛び上がって来て顔面に直撃するぞぉぉぉぉ!!


11.jpg
ナットが取れるとこうなります。

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そしてこれがクラッチ本体とクラッチスプリングでございます。
社外チャンバーに変えて出だしが悪くなった時
クラッチスプリングを変更すると出だしが鋭くなります。
軽量クラッチもありますが、組み合わせによっては
エンジンをぶん回すだけの仕様になる。

純正クラッチ+社外クラッチスプリング
社外クラッチ+純正クラッチスプリング

等の組み合わせにする必要あり。


↑管理人オススメクラッチスプリング(画像をクリックでKN企画HPへ飛びます)
一番簡単にクラッチミートのタイミングを変えられる。
ちなみに、3枚クラッチ用と2枚クラッチ用があるので注意。

両方変えちゃいたい欲張りなあなたには↓が本当にオススメ。

↑管理人オススメクラッチ(画像をクリックでKN企画HPへ飛びます)
チューニング内容と現在のトルクに合わせて最適な
重さとクラッチスプリングの硬さをセッティングする事が出来る
このステージ6クラッチはまさしく最高峰のクラッチ。


またオプションで付属のウエイトよりも更に重いウエイトも購入可能


↑管理人オススメクラッチアウター(画像をクリックでKN企画HPへ飛びます)
しかしステージ6のクラッチは専用アウターが必要になる場合がある。
ステージ6クラッチ導入には初期費用が少し高めに掛かるが自由度が高いため
ビギナーからマニアまで幅広くカバー出来るためコチラがオススメ。
ちなみにヘビータイプもあるがトルクが足らない場合、セッティングだけでは
どうにもならなくなる場合もあるので、取り敢えずはクラッチで調整するつもりで
まずは装着目的として少し安いコチラを買った方が良い。

横E/GJOG規後(5SW・5PT・5EM・3YK)BJ | 一覧 | クラッチ・トルクカム

では本題に戻りましょう

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次にセンタースプリングの取り外しですがこれは普通に取れます。

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センタースプリングが取れたら今度はトルクカムです。画像のように
フタのようなものを持ち上げます。
注意:固着している場合は-とハンマーを駆使してください。(優しく扱ってね)

14.jpg
外れるとこうなります。
注意:撮影用に中途半端な位置までしか持ち上げてません。
トルクカム交換の場合は持ち上げてそのまま取り外してください。

15.jpg
こいつがトルクカムです。
社外品のためパターンを変更する機能が付いていますが純正は付いていません。
ちなみにサーキット走ったりしない場合は
純正とほぼ同じパターンの物が適切かと思います。

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それではピンを外します。このときグリスがたっぷり付いていて
見えにくい場合はパーツクリーナーでグリスを洗い落としてください。

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次にピンの取り外しです。画像のように細い-でくりぬいてください。
裏にもついていて全部で2個です。
簡単に外れない場合は簡単に動くので少し動かしてペンチで
つまみ出してください。
ちなみにココらへんで無理をしてトルクカムの動きが悪くなると
経験上走りにモロに影響が出ます。
ちなみに社外トルクカムにしたのはここで無理しちゃって
動きが悪くなったからでございます(爆笑)
その後普通に片方の皿を引っ張れば抜けます。

18.jpg
取り外したら交換する前にグリスUPです。
ここはカバーの下に隠れちゃうので多めに塗っても平気です。
だからと言ってつけすぎると隙間から飛び出してきます。
経験者が言うから間違いない。

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では組み立てましょう。
また片方の皿と合体してピンを付けてください。
注意:社外品でパターンを変更する機能が付いているものはピンをつける前にパターンを選択してください。
大半のものはA・B・Cと3つのパターンで

A純正とほぼ同じ特性 加速<最高速 オススメ
B純正より浅い角度 加速=最高速
Cストレート構造 加速>最高速 レース用 好み

と言った感じで、オススメはAパターン
ちょっとぐらい変化させたいってのならBが無難
Cは基本的にサーキット重視の捩れ角


↑管理人オススメトルクカム(画像をクリックでKN企画HPへ飛びます)
車種や年式により装着不可な場合あり。
リンク先は初期型のリモコンジョグ(02年式)に対応の物。
購入時はメットインを開けると5PTやら5SWと書いているので
それを見てかうべし!

14.jpg
ピンを付け終わったら再びこいつを装着します。
注意:ちゃんと奥までいれるように。

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次にセンタースプリングを取り付けます。普通に載せるだけでOKです。
注意:センタースプリングスライドシステムの装着はこの時点でしてください。

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次にクラッチの取り付けです。

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画像のように手でクラッチを押してセンタースプリングを縮めながら
マジでミスると顔面めがけて飛んでくるので注意。そしてナットを手で回せる範囲まで回して、ナットが硬くなって手で回せなくなったら安心。少し回した位だと、薄いナットですので斜めに入ってて、引っかかってるだけで、いきなりクラッチが飛び上がってきたりとかあります。大体ですが手で5回転分ぐらいは回せて行けます。一回転も回せない場合は、斜めに入ってるから注意。

23.jpg
ナットを装着します。二人でやるとカナリ楽です。
一人ですることに疲れたら
息の合う奴を呼びましょう。
あ、もちろん作業にも責任は持ちませんし友情の亀裂に関しても責任持てません
最後に本締めは左手にクラッチを持ってレンチの先っちょを
地面に叩きつけましょう!

24.jpg
そしてこの状態にします。

20.jpg
付け終わったら次にシャフトのグリスUPです。
一度パーツクリーナーで洗浄後グリスを塗ってください。
ここはグリスまみれのベアリングが上に来るので
たっぷり塗りたくる必要はありません。
ハンドクリームを塗る感覚で大丈夫

8.jpg
グリスUPが完了したらクラッチ・センタースプリング・トルクカムの塊を装着してください。

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次にアウターの装着です。

26.jpg
次にこのゴムを装着します。

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ゴムは必ずくぼみに入れましょう。

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そしてここもグリスUPしましょう。
注意:実際にグリスUPして良いところなのかは分かりません。
管理人は焼けていたためグリスUPしました。
不具合は特に出ていなかったので虹色に焼けてたりしたら
薄く塗っときましょう。ここは気持ち程度

4.jpg
次にプーリーのグリスUPです。
ウエイトローラーを入れるところ(入ってないところは良いです)
矢印の部分・真ん中のボスを入れる穴もグリスUPしましょう。
ここも少量で結構

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ボスにもグリスを塗りましょう。
注意:塗りすぎ注意(飛び散るため)

2.jpg
グリスUPが終われば組み立てて

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カバーをつけて終了!



注意:グリスは付けすぎ注意です。また部品交換の際は各部品を洗浄することをオススメいたします。OHの効果は絶大です。
頑張って綺麗にした分だけ長持ち・レスポンス向上・加速・最高速UP
につながります。細かく言えば各部品がスムーズに動くようになるため
必要以上にエンジンにパワーをかけなくて済むので燃費向上にもつながるかもしれません。
駆動系のOHは効果が体感できるため開けるたびにOHすることをオススメします。

なお作業終了後グリスをなじませるため町内を一周程度低速で走ってください。




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